デスクやテーブルDIYを検討している方へ。天板もそうですが、脚にもこだわりましょう。
とくに木材の脚を使うのではなく、スチール脚(アイアン脚)を使うことで床面にしっかり根ざした印象を放ちます。(DIYしてみて、実際に本当にまったくグラグラ感がありません。)この記事ではそんなアイアン脚・スチール脚を紹介していきます。
- どんな形があるのか?
- 何色があるのか?
- サイズはどんなものがある?
このあたりの情報を紹介をしていきます。
私のDIYデスク
少しだけ、私のDIYしたデスクをお見せします。
私は黒のアイアン脚、長方形、を選択しました。
家の建築中に、あちこちの家具屋巡りをしていたころにこの形のデスク、が目に留まり
と思っていました。
ですがその価格は総じて7~10万円ほどでした。
ということでDIYに挑戦してみました。
総額約2万円でした。DIY過程はこちらの記事で紹介しています。
-
スチール脚、アイアン脚デスクをDIY。ワトコオイルミディアムウォルナットで塗装しました。
こんにちは、家づくり中のサトツです。DIYで寸法幅140cm・奥行45cmのデスクをLDK内に作成しました。 黒のアイアン脚、天板タモ材をワトコオイルで塗装しています。(上記写真はイメージです) この ...
続きを見る
概要
項目 | 内容 |
寸法 | 幅140cm・奥行45cm・高さ70cm |
天板 | タモ集成材 厚さ3cm |
塗装 | ワトコオイル(ミディアムウォルナット) |
脚 | アイアン・黒、長方形方 |
用途 | 子供の勉強場所、大人のPC作業 |
以上、無骨な黒のアイアン脚のデスクの雰囲気、伝わったでしょうか。
①エイアイエス テーブルキッツ 黒
ココがポイント
- 無骨なブラックがカッコよい
- 天板に打ち付けるだけの簡単施工
- サイズも低い~高い、幅狭~幅広と形に合わせて作れる
AISのテーブルキッツはオーソドックスでそれでいてカッコよい天板+ブラックアイアンを簡単に作成することができます。
とめる為のネジなどもついておりコレを発注し、あとは天板をそろえるだけでDIY素人でも簡単施工が可能となっています。
簡単施工のわりに仕上がりはこれDIYしたの?というぐらいの形にしあがります。
テーブルキッツはサイズも豊富
さきほどの私のデスクは奥行45cmでした。
しかし、もしあなたがテーブルをDIYしようとしていれば、幅(奥行)が違います。
テーブルの場合ですと一般的にその奥行は80cmほどになります。
えぇ!私はデスクじゃなくえ、テーブルをDIYしたいんだけど・・と思ったあなた。
奥行のあるテーブル用の脚もあります。
Amazon上でハイタイプという種類を選択すると購入できます。
お好みの天板を購入しうちつけるだけで簡単にテーブルが出来上がってしまうわけです。
photo by Yamazen
写真は使用例。マスターウォール製かのようなテーブルが自身でもDIY出来てしまいます。
また、ダイニングテーブル以外にも、リビングのローテーブルなどを想定したミドルタイプも存在します。
この長方形脚の形でセンターテーブルを作りたい!と考えている方はこちらで間違いないです。
テーブルキッツは色も2色!
部屋をナチュラル色にまとめる方などもいるのではないでしょうか。天板は淡めの木目色、脚は白、と想定している場合でも同じ形で白色もあります。
部屋の雰囲気に合わせて色が選べるのもテーブルキッツの良いところです。
さて、テーブルキッツの紹介が長くなりました。少しDIYに役立つTIPSを紹介します。
DIY tips:テーブル・デスクの高さは何cmなの?
テーブルやデスクの高さをご存知でしょうか?
私は数多くの家具屋をめぐって、メジャーでめちゃくちゃ図ってきました(苦笑)
さて、それはさておき、テーブルやデスクの高さは一般的に70cmと言われています。
先ほどのテーブルキッツのアイアン脚の高さ67cmとなっています。
天板の厚みが2.5cm~3cmでしょうから、足すとちょうど70cmですね。
ちなみにDIYの過程で、デスクの高さを
- 65cmにしたら?(-5cm)
- 75cmにしたら?(+5cm)
と色々試してみたりもしましたが、双方ものすごく違和感を感じる高さでした。
私がDIYする前にあれこれ試してみましたが、許容範囲なのは±2cm程度でした。
したがって68cm~72cmくらいまでだったら違和感なく使える感じかな、と感じました。
ということで、
続いてオーソドックスな形から。
②エイアイエス テーブル脚4本セット(丸棒)
長方形のロ型の脚は嫌!普通の脚が良い!という方にはこちらがよいでしょう。同じくエイアイエスさんからの丸棒タイプのアイアン脚です。
オーソドックスな丸棒タイプなのでクセがなくどんな天板にも合わせやすいです。
特徴もなくてよいし、飽きの来ないテーブル・デスクをDIYしたいと考えている人には丸棒タイプがおすすめでしょう。
③エイアイエス テーブル脚4本セット(角棒)
オーソドックスな直落としの脚が良い、それでも少しアクセントをつけたい、丸棒や嫌だ!という方はコチラ。
そんな場合は③の角棒タイプを選ぶことでやぼったさを解消することができます。
さて、次の商品に行く前に、少しDIYの知識です。
DIY tips2:デスクのDIY。奥行は何cmが良いの?
✓デスク標準は50~60cm
デスクの標準的な奥行寸法を押さえましょう。私があれこれメジャーで計ったケースですが、子供用学習机 (イケアとかニトリで図った)・・50~60cmがよくあるサイズでした。
✓45cmではどう?
しかし、45cmでも十分に作業できます。私がDaikenのmiselをダイケン新宿ショールームに見学行った時には、45cmって結構十分な、物置、作業、のスペースに出来るなぁ、といった印象でした。(上の写真はDaikenミセルのplan50の写真です)
45cmであればパソコン作業も問題ありませんし、子供が書き取りや計算ドリルといった紙で勉強するにも事足りるサイズです。
(だいたいノートPCの奥行は22cm~25cmほど。子供の書き取り帳や計算ドリルはb5サイズで25cmほどです)
✓30cmだとどう?
また、30cmでもPC作業なら問題がありません。
美容院やカフェなんかで、壁付けの一人作業の台みたいなデスクあるじゃないですか。ああいうのは意外と30cmの奥行だったりします。私が30cmで作業してみたところ、意外と問題ないな、と感じたものです。意外とパソコン作業する分には問題なかったりするものです。
ちなみに私は、ほかの取付家具とツラいちにするため、45cmで設計しました。
④ikea adilsイケア オディリス (丸棒タイプ)
ikeaのadilsは今回紹介する中で最も最安値。1本あたり500円、4本揃えても総額2000円とお財布にやさしいです。
とはいえ色も黒・白・シルバーを揃えており、決してあなどれません。
天板も広葉樹でなくSPF材など2000~3000円と組み合わせれば5000円ほどでデスクが作れちゃいますね。とことん安く!と考えている人はikea adilsオディリスを覚えておくと良いでしょう。
さて、続いてもイケアシリーズより。
⑤ikea olov イケア オーロブ
ikeaのolovoも②同様丸脚です。
しかしこのolovが面白いのは伸縮式ということ。
この伸縮式、非常に変わりダネでして、私があれこれアイアン脚を探した中ではこの商品くらいでした。
可動域60cm~90cmとのことで、少し低めのテーブル(※通常テーブル高は70cmが一般)から立ち作業台とすることもできる高さです。
- 立作業もしたい
- 子供の成長に合わせてにテーブルをほんの少し下げたい
といったニーズに対応するにはこのイケアのオーロブは覚えておきたい一品です。
色は白・黒・シルバーの3色があります。
少し次の商品の前にDIY tipsその3です。
DIY tips3 テーブルの横幅は何cmが良いの?
さんざん家具屋をメジャーをもって巡りまくったシリーズテーブル編です。
テーブルのサイズについてですが、賃貸アパートなどに置いている正方形サイズはだいたい75cmが多いかと思います。
さて、4人用としたときに、横幅はどうしようか、と悩まれることがあるかもしれませんので解説です。
ファミリーレストランなどの4人掛けテーブルは何cmの設定でしょうか。
ガストやサイゼリアの4人掛けテーブルを図ってみたところだいたいの店舗で120cmでした。
従って意外と120cmでも十分食事はとれるものです。(一人60cm幅)
しかし、せっかく新居を構えて食卓を囲むのであればもう少しゆったりとしたいところ。
もう少しゆったり、で標準的なのは、140cm~150cmでしょう。
ちなみに・・・横幅180cmのものにも座ってみましたが、これはめちゃくちゃ大きく、6人掛け、と違和感を感じるサイズでした。
ということで、、
⑥Weekend Workshop スチールテーブル脚
細い脚が良い!という方にはこちら。インダストリアルな脚をいくつか紹介します。
※インダストリアル、とはもともと工業的なという意味で、インテリアにおいては、無骨な、ヴィンテージ感のある、という意味です。私が家具屋を巡りまくった印象としては、確かにデスクやテーブルの脚はごん太よりも、細い方がスタイリッシュに見えるな、と思いました。
スタイリッシュなデスクを求める方にはおすすめの一品です。
複数の販売元がありますが、値段も形もおおよそ似たり寄ったりです。
見出しにつけたWeekendWorkshopのものはこちら↓
ちなみに、weekendworkshopは平安工業のラブリコ、というシリーズで、デスクDIY(2台目)で購入してみました。
その記事はこちらです。
-
スチール脚デスクをラブリコでDIY!ワトコオイルナチュラルで塗装しました。
こんにちは、家づくり中のサトツです。DIYで寸法幅135cm・奥行40cmのデスクをLDK内に作成しました。 白くて細身のスチール脚、天板タモ材をワトコオイルのナチュラルで塗装しています ...
続きを見る
ご興味ある方は読んでみて下さい。
さて、最後にひとつ変わりダネを紹介して終わりたいと思います。
⑦かなでもの Xアイアン脚
これまで、長方形や直落としのオーソドックスな脚を紹介してきました。
最後は、周りとはいやだ、ちょっとこだわったデスク・テーブルを作りたい、という方向けです。
かなでものやさんのX型のアイアン脚です。
四隅から脚が落ちるよりも、マットなアイアンの黒がはっきりと主張しかっこよいですね。
シンプルに、それでいてしっかりと主張。個性際立つテーブルがDIY出来ること間違いなしです。
まとめ|選び方
以上7選を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
選び方は予算やデザインの総合となるのでどれがよい、と一概にいいきれませんが、
- とことん値段にこだわりたい→イケアAdils
- 無骨なブラックがよい→長方形型
- 細くてスタイリッシュな脚が良い→Weekend Workshopなどのインダストリアルデザイン
という感じでしょうか。
みなさんも、ぜひこだわりの逸品をDIYしてみてください。
それでは今日はこのへんで。
~リンク~
- エイアイエス テーブルキッツ(ロ型)
- エイアイエス 丸棒
- エイアイエス 角棒
- イケア オディリス(安い)
- イケア オーロブ(伸縮)
- 平安工業 ラブリコスチール脚
- かなでもの X脚