こんにちは、家づくり中のサトツです。
といつ頃からか考えていましたが、今回購入したバースピーカーYAS-108を購入したので、その使用感や音質、満足感などをレビューしていきます。
前提条件
記事に入る前の前提として私の音楽や音へのこだわりを説明します。
- 音に強いこだわりはない(ちょっと良ければよい)
- SONYやBOSEのポータブルスピーカーは持っている(BBQ時など活用)
- TVで映画やDVDをみるのはたまに
- 通勤時間や帰宅後に音楽を聴くことはあまりない。
尚、諸説明は不要!
さっさと音質レビューを読みたい!
という方はコチラ
まずは、YAS-108を決め手としたきっかけを共有したい
ホームシアタースピーカーと言えば、
- 形状で言えば、2.1ch/5.1/バー型、また
- 価格帯も色々、
- メーカーも色々、
と数多くの商品があります。
ホームシアタースピーカーのAmazon売れ筋などで調査をすると1位になっており目がとまった本品を購入するに決意した大きな要因を紹介します。
売れ筋一覧はコチラ>>amazon 売れ筋ホームシアタースピーカー
というより、とある口コミの内容が素晴らしく、私のつたないレビューなどよりよっぽどわかりやすいので、みなさまに共有したかったわけです。
少々長文になりますが引用させていただきます。
godzilaさん口コミ:
リビングでリアル7.1ch環境を設置していたのですが、子供が生まれて歩き回るようになり、リアスピーカーのスタンドなどに手を掛けて転倒する恐れもあり、撤去しました。
テレビはSONYの65インチ4K BRAVIA 65X8500Eです。
画質とサイズには文句ないのですが、本来7.1ch環境を使っていた事もあり、テレビ本体のスピーカーではあまりに音がペラペラでスカスカな印象が拭えず、子供のいない時間に大音量で映画を楽しみたい時でも没入感が得られずにモヤモヤした状況でした。
そこで、設置が楽で子供にも安心、かつ安価でそこそこの音を楽しめないかとサウンドバーに興味を持ち、良さそうな製品を探して家電量販店などを巡り、ネットでの評価も吟味して本機に決めました。
BOSEやJBLはスピーカーメーカーとしては一流ブランドなので、ガジェット系Youtuberが大勢レビューしていたBOSE SOLO 5なども当然候補に入れて試聴しましたが、あれらはあくまで地デジなどのテレビ番組を薄型テレビのスピーカーより良い音質で聴くのに良いというレベルで、映画などの迫力や臨場感を味わうにはリアル7.1ch環境を持っていた自分としてはガッカリ感が拭えませんでした。
ただ低音をブーストしただけの音圧勝負なサウンドバーなら、中華系で1万以下で買えるもので十分だと思います。
私は基本地デジを見ません。
Hulu、Netflix、Amazon Videoなどの動画配信サービスや、Youtubeで4Kの環境系動画を見たり、Blu-rayコンテンツを楽しむ用途だけなので、ただ音圧を上げるだけのJBLやBOSE製品では全くお話にならないんです。
大きな要素は、やはりサラウンド対応かどうかという点です。
YAMAHAは世界でも先んじてサウンドバーにおけるバーチャルサラウンド環境の構築に力を入れてきているので、先述したメーカーなどより遥かに進んだ音場を生み出すノウハウが出来上がっています。
残響感を残してトンネルのようななんちゃってサラウンドを出すのとは違い、独自のアルゴリズムでそれぞれの音がそれぞれの場所でなっているように聞こえる技術はYAMAHAならではだと思います。
このYAS-108は現行のYAMAHAサラウンドシステムの中では最も安価なエントリークラスで、同メーカーの上位機種と比較すれば勿論ハードの面で勝てない要素はあります。
しかしながら、他社に先駆けて導入したDTS Virtual Xの技術と本機の組み合わせはとても素晴らしいもので、小さな筐体がテレビの下にあるだけなのに、しっかりと前後左右、上下方向からのサラウンドを感じます。
物理的にリアや天井にスピーカーを配置するリアルサラウンドシステムと比べて遜色が無いとは到底言えませんが、適切なポジショニングに気をつければ、まさかこの細長いバー一本から鳴っているとは思えないクオリティです。
テレビでYoutubeが見られる方はDTS-XやDolby Atmosなどのサラウンドテスト動画が無数にありますから、是非それらを聞いてみて欲しいです。
本来ならDTS-XやDolby Atmosは前方・左右・後方、それに高さ方向の音とウーファーによる重低音が個別の信号で個別のスピーカーに送られるものです。
DTS Virtual Xを搭載したYAS-108は、それらの信号を擬似的にフロントスピーカーだけで鳴らしているのですが、これが驚くほどにサラウンドしてます。
別売りのウーファーを取り付ける必要があるかと思いましたが、両サイドに開いたサブウーファーのダクトから聞こえる重低音もかなりのもので、航空機のエンジンや雷のようなサウンドも体に響くような重みがあります。
テレビが壁掛けなので、本機も合わせて壁掛けにしましたが、その方がスピーカーコーンが視聴側を向きますし、各種表示もこちらを向いているので、視認性が良くなります。
スピーカーと対峙するポジションになるので、据え置き使用で今ひとつサラウンド感が感じられない方は壁掛けを試されることをお勧めします。
ARC対応のHDMI端子があるテレビなら、何の設定もせずに接続するだけで、テレビの音を本機から鳴らせますし、テレビのリモコンで本機の音量調整も可能です。
PS4 Proから本機のHDMI inに接続し、本機からテレビへARC対応HDMI outで信号を劣化させずに送るようにしているので、Blu-rayなどの映像コンテンツやゲームの映像、音声共に良好な視聴環境です。
3Dサラウンド時にシャリシャリした音になるというレビューが見受けられたのですが、再生する映画やドラマとの相性だと感じました。
通常のサラウンドモードは海外ドラマなどのセリフメインなコンテンツ、3Dサラウンドモードはハリウッド映画のような音楽や効果音が盛り沢山な映像との相性が良いと感じました。
細かなところにまで技術とアイディアが行き届いたサウンドバーで、2万円程度で購入できるのは現状YAMAHAの本機だけだと思います。
- 設置が楽で部屋のあちこちに置かなくてよい。
- 値段が安価(2万円程度)
- BOSEやJBLは低音を強くしただけであり、話にならない
- 疑似的な技術だが驚くほどサラウンドする
- ウーハー無しだがエンジン音、雷音などは響く迫力
- 音楽の多めの映画と相性がよい
ちょうど2万円くらいだといいな、5.1chなどであれこれ配線するのは嫌だな、と思いバースピーカーも視野に入れていた私。
と不安に思っていた私を安心させるには十分な、そして、思わず突き刺さった口コミ文でした。
ゴジラさん口コミはこちら
選ぶ際の注意点など。YAS-108のスペック
項目 | 詳細 |
寸法 | 890x53x131 mm |
重量 | 3.2kg |
サラウンド最大出力 ウーハー最大出力 |
(ともに)60W |
入力 | 光ケーブル/HDMI/アナログ(ピンジャック) |
bluetooth接続 | 可能 |
個人的に重要だと思った箇所をかいつまんで説明します。
寸法の高さがわずか5.3cm
これはバースピーカーあるあるで、置くとリモコンの赤外線が阻害されて効かない!
という事態を避けるために低めに設計してあります。
後に写真を載せますが、驚くほど低いです。
接続方法(入力方法)も気を付けたい
今回家電量販店で勉強になったのですが、接続方法が3つあります。
簡単に説明します!
- 光ケーブル→ひと昔前に流行った方法。TV電源とともに、バースピーカー電源も付ける必要がある。
- HDMI(ARC)→現在の主流。TV電源と連動し、バースピーカーは電源ONが不要。
- アナログ=ピンジャック(ステレオミニプラグ)→3.5mmのイヤホンの。こちは常時電源ON状態となり、TV電源ON時、電源不要。
私が気を付けた点は、
という点です。
はっきりいって、TVリモコンでTV電源をつけると同時に、スピーカーリモコンでスピーカーもONする、なんてめんどくさすぎます。
以前SONYの5.1chの{ウーハー/中型スピーカー2個/小型スピーカー2個}を購入した際、光ケーブルで接続し、TVと連動しなかったことにガッカリ。
HDMIのARCとは?
こちら家電量販店で見てたときに勉強になったのでシェアします。
HDMIケーブルは皆さんご存知かと思いますが、特にARCというのは、、、
TVの裏側にみなさんHDMIの差込口が3つもしくは4つとあると思います。
そのうちに、ARC、と書かれた差込口はありませんか?
これがスピーカーと接続し、スピーカーの電源ON/OFFの不要なるHDMI差込口です。
ちなみに我が家のTV(Hisense N3000)には1つありました。
が、しかし!
ネットでTV名とスピーカー名を合わせて検索すると、
『接続がうまくいかない・・・』などの情報も見受けられました。
TVとスピーカーとの相性があるようです。
この辺は深入りしてもしょうがないので、接続に関しては、買って届いてからあれこれ試してやってみよう、と割り切ることにしました。
YAS-108 開封の儀
スペック(890x53x131 mm)の通り、横長い、段ボールにて到着します。
中身を空けるとこんな感じです。
同梱物はこちら。
- 光ケーブル
- 電源ケーブル
- 壁掛けアタッチメント
- リモコン。
説明書や、こんな紙面も。
HDCPは要するに4K対応、ということだそうです。
YAS-108の音質レビュー!
ということでさっそくTVに置き、私の頭の記憶に残っている迫力のシーンの映像で試してみました。
試した映画は
それから
です!
接続はピンジャックにした
尚、接続が、{光ケーブル/HDMI(ARC)/ピンジャック}がある、と先ほど触れましたが、ピンジャック(ステレオミニプラグ)にしました。
さっそくAmazonプライムで、ジュラシックパークをつけます。
ジュラシックパークの噴火シーンで検証
火山が噴火。
『ドゴォーーーーン!』
そして恐竜たちの逃げ惑う轟音。
『ドドトドドド』
我が家ではこの前にはBOSEのM2というスピーカーをテレビに設置していました。
よってテレビのスピーカーよりは良い音でテレビを見ていたと思い込んでいました。
しかし、このYAS-108の音響は全く別物です!
映画内で、轟音がなったりBGMがひとたびかかると、空間を包み込み、そして胸まで響くような音質です。
続いて、ミッションインポッシブル
アクションの代表格である、ミッションインポッシブル。
2018年作のフォールアウトのラストはヘリコプターチェイスによるシーンが見せ場です。
主人公イーサンハントによるヘリコプターチェイスシーン
雪山の中、敵のヘリコプターが、転がり落ちイーサンハントを襲います。
『ゴゴゴーーーーン』
『ガガァーーーーン!』
こちらも映画館のような、家では聞いたことのない音響。
思わず音響に驚き、そのまま映画のラストまで見入ってしまいました(汗)
ちなみにピンジャック(ミニプラグ)でも十分だと感じました。
YAS-108のデメリットは?
YAS-108のデメリットについて知りたい方もいるかと思いますので、触れておきます。
冒頭に紹介しましたgodzillaさんの口コミにも、
「このYAS-108は現行のYAMAHAサラウンドシステムの中では最も安価なエントリークラスで、同メーカーの上位機種と比較すれば勿論ハードの面で勝てない要素はあります」
とありましたが、デメリットをあげるならばそれは、7.1chや5.1chといった複数スピーカー、高級機種には及ばない、ということではないでしょうか。
確かに私が家電量販店であれこれ試し聞きした際は、特にウーハーが別物の方が重低音や轟音自体は大きいと感じました。
しかし音に相当なこだわりがない限りは全く問題なく、普通の人が聞くには十分に感動できるレベルだと思いました。なによりこの手の老舗メーカーのスピーカーの中では安いです。
YAS-108レビュー まとめ
YAS-108は
- 老舗メーカーの中でも安価クラス
- 設置がとても簡単だった
- 小型なのでインテリアの邪魔もしない
そして音質に関しては、私が手乗りサイズのsonyやboseのものと比べても全く別物で、
- サラウンドし映画やドラマの臨場感が増す
と感じました。
音質に相当のこだわりが無い方であれば相当買いな一品であることが間違いないでしょう。
最後に
私は家の購入後約1年後に購入しましたが、もっと早く購入すれば良かったと感じました。
こんなに安価でかつ簡単に設置でき、全く別物の臨場感が味わえるのですから。
私はAmazonで2万円弱で購入しました。
特に家に帰宅後に音楽などあまり流さないのですが、これまで保有スピーカーと音質の違いからリビングでもbluetoothでスマホとつなぎ音楽を聴くようにもなりました。
是非みなさんもお早目に購入してみてください。
また、もしあなたがまだAmazonのPrime会員になっていないのならば是非Prime会員になりましょう。
月額500円でAmazonの配送料が無料になったり、かなりの映画やアニメが見放題になります。
映画一覧はこちら>>Amazonプライムビデオ
それでは今日はこのへんで。