こんにちは、家づくり中のサトツです。今日は我が家の2階のWeb閲覧会をします。
内容は、間取りの解説(何を意図して間取を引いたか)、また、実際の内装などを紹介します。
前回同様ですが、まず家のデータから。
家のデータ
- 埼玉県民共済住宅による木造在来工法(準防火地域)
- 建坪約35坪
- 二階建て
- 小屋裏収納あり(10畳)
- コンセプトは家事楽動線とプチアウトドアが楽しめる家
ざっとこのような形です。
コンセプトについては過去こちらの記事で紹介しています。
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注文住宅を設計する上でのコンセプトを決めてますか?我が家のコンセプトを解説します。
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1階の間取はこちらの記事で解説しています。
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【WEB内覧会】マイホームが完成しましたので公開します① ~1階、我が家の家事楽動線編~
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さて、本題の2階間取です。
2F間取りの解説
2階の主な構成は、主寝室1部屋+子供部屋2部屋の計3部屋です。
その他トイレと、共用の書斎・ライブラリー、またバルコニーで構成されています。
各居室は緩衝材としてクローゼットを。壁と壁が、すべて接していません。これは子供が大きくなって部屋で音楽を聴いたりするのを想定しています。互いの生活音を防音するためです。
少し詳しく見ていきましょう。
子供部屋
子供部屋は意図的に全く同じ大きさにしました。
これは大きさが7畳、5畳、とバラついた時に子供が物心ついたときにケンカにならないようにです。
間取りの設計をしていて、ピタりとそろった時は気持ちよかったものです。
5.2畳となっていますが、この0.2畳は双方入口部分です。実質部屋として使えるのは5畳でしょう。
これは県民設計士による提案で、
とのことから。
しかしながら、パナソニックで照明の打合せをしている時のこと。
ダウンライトの照明は、リモコン式にしようとすると、リモコンを照明に向けてでなく、入口スイッチに向けてon/offせねばなりません。
ということで、結果この0.2畳箇所には照明のスイッチは配置していません。
照明のリモコン構造が気になる方向け
もう少し子供部屋について続けます。
5畳の子供部屋は勾配天井に
子供部屋は勾配天井にしました。
それは、地方出身の我々夫婦にとって子供部屋が5畳というのは狭いな、と感じていたからです。
地方では、子供部屋も6畳、下手すれば8畳、などだったりします。一度ハウスメーカーを決める前に、建売を見学した時に
とやりとりしていた記憶が強烈に残っていたからです。
同時期、新築を建て友人がおりまして、そのお宅に遊びに行った際も、『子供部屋5畳は狭い、失敗した、、、』とのことだったので、5畳の子供部屋というのは狭い、というのが我々夫婦の認識となっていました。
部屋を広く見せるには、、、
一つの解決方法が上に空間を伸ばす、という方法でした。
家を横から見るとこうなっています。
したがって子供部屋Wと書かれた部屋はこのような構造になっています。
写真です。
入口より順に何枚か。
引越後、複数名友人が訪れてくれていますが、みな口をそろえて『5畳に感じないね、』と言ってくれます。
子供部屋の話が長くなりました。
ホール(共用ライブラリー)
二階は階段上がったホール。
このホールは書斎・ライブラリーの意味合いをかねて作っています。もともとは友人宅などを見学をさせていただいた際にいいな、と思っていた書斎です。それが下記の思考回路とともに変化したものです。
さらに詳しく
小さくてもよいから自分専用の書斎(秘密基地)がほしいな~。
寝室内という表現もうまい手だなぁ。
でも片方が寝ているときパソコンをたたくとうるさいしなぁ。やっぱり寝室外だししようか。
というか、壁で囲むと、やっぱり部屋としては狭くなるよなぁ。
夫婦ともに家でパソコンをいじることがあるから、この際ホールに図書館的な、共有で使える書斎を作ろうか。
このような思考回路で作っています。
ちなみに、インスピレーションを受けたのは、トヨタホームの見学でのワークスペース。2階の階段と寝室の間に設置されていました。
バルコニー
このバルコニーは、家の大きなコンセプトの1つです。
コンセプトに関しては下記の記事を参照下さい。
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気軽にプチアウトドアが楽しめる家、として設置しました。
暖かい季節になったら、ここで夕方飲み物でも飲んで過ごしたいです。
バルコニー内の空間コンセプトはひとまず、アジアンリゾートとしています。プロジェクターとソファチェアを設置しました。
空間設計・施工過程は、以前下記記事を参照にしてください。
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以上簡単ではありますが、我が家の2階の間取の解説・Web内覧会でした。
最後に
今回は我が家の2階の間取りとその内装を公開してみました。
前回同様の内容となりますが、私から後に県民共済や注文住宅を建てる方がいるのであれば、参考になることをまとめるとするなら、
- 間取の設計も自身である程度勉強し、その家族にあった動線にこだわること
- より多くの画像に触れたり、ハウスメーカーなどとコンタクトし現場を見たり、出来るだけ多くの情報を得ること
ということでしょうか。
間取は私はマイホームデザイナーで自身で設計しました。また、その礎とした書籍は『間取りの方程式』です。
情報戦としてはまずは色々なインテリア雑誌を見て参考にしましょう。写真型SNSのpinterestも大変参考になります。
また、施工を県民共済住宅にするとしても、多くのハウスメーカーの展示場などを訪れるのが良いでしょう。やはり雑誌だけでなく展示場などの現物に触れるのは想像の湧き方が全く違います。
ハウスメーカーと連絡をとるのには、複数の一括見積サイトに登録するのが時間短縮のコツです。
大変だとは思いますが、是非皆さんも参考にしてみてください。それでは。