こんにちは、家作り中のサトツです。ブログを更新しないうちにあれよあれよと時が過ぎ、2018年の11月末には完成してしまいました。
なかなか働きながら、家のことをやりながら、ブログを同時に更新していくのは難しいですね。私もみなさんの県民共済住宅ブログに助けられたので、頑張らなくては。
さて、2018年の12月初旬現在では家が完成し、引越も終わり、少しずつ、引越の荷物なども片付き始めている状態です。
今回は完成のご報告とともに、我が家の間取や家の中を写真でWEB閲覧会として公開して行きたいと思います。
それではまずは間取から。
家のデータ
- 埼玉県民共済住宅による木造在来工法(準防火地域)
- 建坪約35坪
- 二階建て
- 小屋裏収納あり(10畳)
- コンセプトは家事楽動線とプチアウトドアが楽しめる家
ざっとこのような形です。
コンセプトについては過去こちらの記事で紹介しています。
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注文住宅を設計する上でのコンセプトを決めてますか?我が家のコンセプトを解説します。
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続いて間取です。
1F間取りの解説
玄関から順に説明します。
玄関・土間収納
玄関は引き戸にしています。YKKのB04マキアートパインというドア。
入って左手には1.5畳の土間収納。土間収納にトビラは無く、入って奥は壁いっぱい(幅約120cm、奥行45cm)の可動棚、入って右手には幅80cm奥行45cmの可動棚としました。
引越後はこの土間収納の収納力に大変助かっています。私のアウトドア用品や今回大量購入したDIY工具であっという間にいっぱいになってしまいました。
また、土間収納内にはフックをかけました。川口技研といったか、、すみません、商品名、覚えていません。
大人用・子供用、2段取り付けました。
玄関入って右手の下駄箱はDaikenのトール収納を設置しました。(コの字でない、直列型のものです)
LDK
玄関をあがって右手、LDKはどんっと長方形の形、アイランドキッチンを採用しキッチン・ダイニングテーブルが直列型のレイアウトをしいています。
何故直列型レイアウトにしたのか、少し説明します。
さらに詳しく
キッチン、と言えば日々食事の際に使う場でかなりの頻度で人が行き来します。多く見られるのは対面キッチンかと思います。
対面キッチンの動線上の課題を図解してみました。
よくある対面キッチンは
『あ、お茶とって』
『フォーク忘れた』
『ご飯おかわりー!』
などにまつわる、ダイニングテーブルとキッチンのいったりきたりが発生すると思います。
この移動をなくそうとした結果、我が家は直列型のレイアウトを採用しました。
LDK内にはスタディスペースも
その他LDKには子供がLDKで勉強できるようにワークスペース(スタディースペース)を設置しています。これは私が子供と一緒に勉強したかったからです。
その他キッチンはLIXILのリシェルを採用、壁付け家具はDAIKENミセルを3か所(棚・TVボード・吊戸棚)を設置しています
その他の場所
脱衣所と洗面所を分離。これは脱衣所で洗濯→室内干し、を行うために脱衣所と洗面所を分離したい、という妻ミカさんの要望によるものです。
その背景としては、、、
さらに詳しく
洗濯物って水を吸うと、女性にとって重たくないですか?
そこで、我が家は洗濯機→物干しへの動線を0化を図っています。すなわち、脱衣所で洗濯後そのまま干しています。その為、
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天井に干すクリーンを2列
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乾燥機として、エアコン1台
設置しています。
しかしながら、共働きともなると、結構洗濯物が干しっぱなし(夜干して、次の日の夜に取り込んでたたむ、という感じ)なことが多いです。
お風呂を入る時も、まだ昨日の洗濯物が干してあったりもします。
妻、ミカさんは、
とのことでした。
すなわち、子供の友達などが、家に上がって手を洗った際に洗濯物が丸見えになるのを避ける為に、洗面所と脱衣所を分離しているのです。
また、この廊下→LDK→脱衣所→洗面所→廊下、は回遊動線を引いています。
これはお風呂の直前にトイレ行きたい!などの子供のニーズに対応するためです。
住んでみて、やっぱり回遊動線便利ですね。結構みなぐるぐるこの回遊動線を想像以上に使っています。例えば、お風呂の前に玄関土間収納によって、お風呂、みたいな動線でしょうか。
お風呂は県民標準で選択できる1.25坪風呂を採用。これは県民共済で建てた友人宅の家を風呂を見て直観的に採用しました。
私も満足していますし、さっそく泊まりに来た友人が『風呂広いね!』と喜んでいました。
お風呂はホッカラリ床にこだわり、TOTOにしました。その他自動洗浄機能をオプションでつけました。
1F写真
現時点で撮れているLDKなどを紹介します。(まだ引越荷物が片付いていなかったり、家具が購入できてなかったりするので、適宜追加していきます)
LDK写真
ずどんと直列型は、下記のような感じ。
直列型LDK
直列型は想像以上に広さを感じさせてくれました。もちろん天井高を2400mmから2600mmへ上げている影響もあると思います。
壁紙は石のような見た目なものをアクセントカラーに、天井壁紙は木目調を採用しています。
石のぬりかべ風壁紙:リリカラLL8814
我が家が天井木目調を採用した影響は2つあります。
- pinterestなどでアメリカンレッドシダーなどで仕立てた木目の天井を目にし、おしゃれだと感じていた。
- 住友林業の展示会に参加していたときに、天井木目あり・なし、の画像や説明を受け、天井木目っていいな、と感じた。
そんな影響で、再現しようとリリカラで探した木目調の壁紙。私の想像以上におしゃれな仕上がりになりました。
天井壁紙:リリカラLL8783
この木目は、一昔前に家を建てた友人には、こんなことも出来るんだー!、と驚かれることもあります。確かに私も友人宅などで天井木目を採用している家は実は見たことがないかもしれません。
一例ですが、みなさんも自身の気に入る内装に出会えるまで、多くの画像を見たり、展示場・説明会などに訪れてみてください。
知らなかった、という表現方法がないように多くの情報に触れることが大事だなぁ、と私は新たなハウスメーカーと接触するたびにひしひしと感じました。
まずは一括見積サイト、などで色々な提案を無料で受けてみるのが良いと思います。
天井は2400mmから2600mmへと20cmほど上げています。実態の18畳よりは広々と感じます。
床材は朝日ウッドテック、リブナチュラルのオークです。板幅が広くカッコよい部屋に多少は寄与しているかな?と思います。
また、リビングとダイニングには電気式の床暖房を入れています。床暖房、、、エアコンと比べてしまうと、静かでじんわり暖かく、革命的です。
LDKの備え付け家具・壁面デザイン
ちなみに、このLDKをデザインした時の画像ものせておきます。DAIKEN、ミセルは下記の3ヶ所です。赤字の吹き出し箇所です。
また、ソファーから座って見える壁面は、事前にシミュレーションを重ねてまして、だいたい狙った通りになったなぁ、という感じです。
3尺*9の長さの直列LDKの壁面は結構入念にシミュレーションをしていました。特にダイケンMiselを検討中によくよく、寸法などをシミュレーションしました。
その際に描いていたリビング壁面のイメージパースは下記のような感じです。
だいたい狙った通りに描いた壁面とすることができました。
我が家の参考にしたお手本
我が家がお手本としたイメージもいくつか紹介しておきます。
壁紙のお手本
床材を検討していた際によくみていた朝日ウッドテックのホームページ写真です。この写真の壁紙がかっこいいな、と思い石のぬりかべ風の壁紙をアクセントカラーとしました。
TVボードのお手本
https://www.daiken.jp/product/contents/misel/plan/plan_detail/plan54.html
DaikenミセルのPLAN54です。
この画像を見た瞬間私は
と思わず一目ぼれしてしまいました。
しかしDaikenと打ち合わせを進める中で、
- 我が家の壁面にはコの字に必要な面積が取れなかったことや、
- 実際のこのコの字はTVが32型までしか置けなかった(縦寸法の制約)こと
から、断念しました。結果、もう少しシンプルなフロートタイプのTVボードにしました。
それにしてもDaikenのデザイナーの腕は相当な実力者だなぁ、と思わざるを得ないコーディネートの一例です。
吊戸棚のお手本
https://www.daiken.jp/product/contents/misel/ideal/03.html
Daikenミセルの”私の理想3”
写真上左にある吊戸棚。チェリーの扉に黒い箱。これをそのまま再現しました。
写真のような雰囲気でスタディースペースを設け、子供と一緒に勉強出来たらな、と思い描いています。デスクはDIYする予定です。
以上簡単にですが、我が家が参考にした画像でした。
最後に
今回は我が家の間取とその内装を公開してみました。
私から、後に県民共済や注文住宅を建てる方がいるのであれば、参考になることをまとめるとするなら、
- 間取の設計も自身である程度勉強し、その家族にあった動線にこだわること
- より多くの画像に触れたり、ハウスメーカーなどとコンタクトし現場を見たり、出来るだけ多くの情報を得ること
ということでしょうか。
間取は私はマイホームデザイナーで自身で設計しました。また、その礎とした書籍は『間取りの方程式』です。
情報戦としてはまずは色々なインテリア雑誌を見て参考にしましょう。写真型SNSのpinterestも大変参考になります。
また、施工を県民共済住宅にするとしても、多くのハウスメーカーの展示場などを訪れるのが良いでしょう。やはり雑誌だけでなく展示場などの現物に触れるのは想像の湧き方が全く違います。
ハウスメーカーと連絡をとるのには、複数の一括見積サイトに登録するのが時間短縮のコツです。
大変だとは思いますが、是非皆さんも参考にしてみてください。それでは。
続編→2階編です。